あらゆる危険を回避し建物を美しく保つ仕事
―お仕事内容を教えてください
建築物の塗装を行う前に、段差をなくして平らな壁を作ったり、亀裂が入らないように保護しています。危険を回避し建物の寿命にも関わる作業です。あとは、コンクリート壁の補修をすると、まわりの模様が変わってしまうので、模様も元通りに再生するということもしています。これらは建築塗装の、PB下処理、RC面模様、化粧という業務です。難しそうに聞こえるかもしれませんが、新卒のころは簡単な作業から始めますので安心してください。
―職長としての仕事内容は?
主に施工管理で、現場では、工程、安全、品質管理をし、職人の方々がスムーズに仕事ができるよう、元請け、他業者と打ち合わせ、技術的なフォローをして、良い流れになるようにするのが私の仕事です。 その間に、パテ(下地)処理をこなす、というのが私の簡単な一日の流れですね。
大きい仕事を任せられる、責任と誇り、喜び
―お仕事の好きなところを教えてください。
自分が自信を持って施工した建物が各地に残っていくところを見ることができる達成感があるところですね。県外や市街で大きな現場を施工できたことも、誇りに思っています。
―最近仕事で嬉しかったことはありますか?
「八戸美術館」という八戸を代表する建物を責任者として施工し、自分の子供たちにも、父親の仕事の形を見せられる建物が、地元にできたことですね。嬉しかったです。
テクノ中央は他社よりも社員人数が多く、会社としても東北でトップクラスの規模なので、今後もこういった大きい仕事に携われることが楽しみです。
1999年新卒入社から今までのあゆみ
―入社してからどのようにステップアップしていきましたか?
平成11年に入社してから、手取り足取り教えてくれる人、仕事は見て覚えるという姿勢の人、様々いましたが、数年で教えてもらったこと、見たことがだんだんと身についていったという感じです。
―職長になったのは何歳くらいのときですか?
24、25歳くらいで職長になりました。みんなそれぞれ自分のペースや希望もあるので、あくまで私の場合です。
―国家資格や役職はありますか?
テクノ中央は、資格の取得支援制度が充実しています。私は、実務経験7年以上で取れる、「一級建築塗装技能士」、「一級鋼橋塗装能士」のほか、発注者や設計者との打ち合わせ、各施工図のチェック、工程管理、各工事の技術的指導ができる建築施工管理士を持っています。建築施工管理士の資格を取ったのは、30歳くらいです。また、現在はテクノ中央にいる30人前後の職長会の、副会長も務めています。
多趣味な人も自分や家族の時間を持てる
ープライベートは確保できていますか?
現場によって多少変動はありますが週では日曜日は定休、プラス一日休みを頂いてます。なので、子供たちと遊んだり、家族との時間を過ごせています。子供の行事など、有給も取りたいときに取ることができるので、会社には感謝しています。あと自分はバスケが好きで、子供たちにも教えてますよ。スケボーも好きですし…。ゲームもやります。
こういう建築とか塗装の仕事って、過酷な労働のイメージを持ってる人もいるかもしれませんが、時代と共にその風潮は薄れていっています。
これから仲間になる方へメッセージ
テクノ中央の仕事が向いている人はこんな人
デスクワークより、体を動かすこと、自分の手でみるみるモノが仕上がっていくのを見るのが好きな人、経験を積むほどに技術を身に着けることに満足感を得られる人が向いていると思います。業界的に見ると、最近は女性の職人も多くなってきています。弊社は学歴も問いませんし、人柄で採用します。分からないことは丁寧に教えますので、安心してください。男女問わず一緒にがんばれる方に是非来ていただきたいと思っています。
最初は不安だと思いますが、そういった気持ちも打ち明けてくれたら嬉しいです。